〓 DOG'S AROMATERAPY 〓


                           パッチテストをしましょう。

      《 AROMATERAPY RECIPES 》


■ 風邪予防       ■ お留守番       ■ リラックス   

       
■ 肉球クリーム     ■ 骨折アフターケア  ■ 殺菌ボディスプレー   

                             
■ 虫除け         ■ 車酔い防止      ■ 下痢
  




ワタシは「アロマ」がすき。
好きな香りを嗅いでいると、気持ちがゆったりしてきます。
ミースのカラダに鼻を押し付けて「くんくん」するのも
ワタシにとっての「アロマテラピー」でもあります。

仕事でも使っているのでエッセンシャルオイルはいろいろ揃っていて、
自分でもマッサージオイルを始め、アロマキャンドル、お風呂に、
etcと使ってはいますが、人間に良いものだからワンコにも何か役に
立つはず ・・・と使ってみることにしました。
もうご存知の方も多いとは思いますが、「アロマテラピー」とは芳香療法
のことで、本来からだに備わっている、自然治癒力を高めるのに有効な
ひとつの方法なのです。
「アロマテラピー」の歴史は古く、古代エジプトではすでに医療や美容
などで活用されていました。
「アロマテラピー」で使用する精油(エッセンシャルオイル)は、
植物の花・葉・果皮・樹皮・根・種子・樹脂から抽出され、
天然の化学物質(数十から数百)が集まって出来ている、
有機化合物です。

<取り扱いの注意>
●原液を直接肌に塗ったり、経口しない。
●目に入らないように十分注意する。
●引火性があるので、火気の側は注意する。
●子供やペットの届かないところへ置く。
●肌の弱い方(ペット)はパッチテストを行う。
●妊産婦(メス)、お年寄り(老犬)の既往症のある方への注意。
●乳幼児(幼犬)への使用は、芳香浴のみ。
●光毒性のあるものは、日光に当たるときに注意。
  (ベルガモット/レモン)
●保存は開封後、柑橘系で6ヶ月、そのほかは1年。
  未開封のもので2年が目安。
●空気に触れると劣化するので、使用後は蓋をきちんと
  閉める。

<精油が作用するルート>
●嗅覚から大脳辺縁系〜脳下垂体へ。
●吸入した鼻から肺〜血中へ。
●皮膚から血管へ。
  その後、肉体的には免疫系やホルモンの分泌をコントロール
  する部分に働きかけ、精神的に、記憶や 感情などに
  たずさわる部分に働きかける。


「アロマテラピー」でワンコもストレス解消できたり、
問題行動やちょっとした体調不良が解消できれば・・・
と、うちのミーに始めた「アロマ」をご紹介します。
芳香浴でもいいし、ブレンドしたオイルを塗りながら
マッサージすれば、ワンコとのスキンシップにもなります。
(おまけに毛艶も良くなるし。)
小さい時はちょっと怖いので、芳香浴のみにし、
6ヶ月すぎくらいから0.5%ほどの濃度のブレンドオイルで
マッサージをはじめました。
通常人間の場合1%濃度で行いますが、ワンコは身体も人間に
比べちいさいので、マッサージオイルの場合ワタシは1%以下
の濃度で行っています。
濃度が少なくても、効果は十分発揮します。

 
効能別に1本づつのエッセンシャルオイル(精油)を持って
いれば十分役に立ちます。
一般的に売られているものは、10mlサイズなので、
何種類か試したい方には、お試しキットなる(1ml)入り
のが10本ほど入ってお手ごろ価格であるようです。
まずそちらで気に入った香りを探してみてはいかが?
ただ本来精油は高価なものなので、その辺り気を付けてください。
ラベンダー1tから3lの精油しか取れませんし、ローズの精油
1滴抽出するのに、50本分の花びらを必要とすると書かれてました。
このことからも決してお安くは無いと言う事です。
身体に直接付けるようなマッサージオイルやボディスプレー
などに使用する精油の品質保証を求めるなら、評判がよく
効能効果に真摯な関心を寄せているメーカーのものを
購入するのが一番です。
精油の香りは会社によっても、また同じ会社であっても
微妙に違ったりします。
(産地、収穫期の出来具合などにより違いが出てくる。)
(芳香浴用のオイル、フレグランスオイルなどは別ものです。)

基本的には人間もワンコも好きな香りを使うのがいいです。
(嫌いな時は、少し嗅がせてみると、逃げたり、
いやそーに後退りしたりします。
好きな香りだからと言って嬉しがるような反応はしませんが・・・
特に嫌がらなければ、使用してます。)
人間も体調によっては、好きだった香りも受付けない時が
ありますし、無理は禁物です。



<精神状態を鎮め、リラックスさせてくれる香り>
フローラル系・・・・カモミール/ジャスミン/ラベンダー/ネロリ
ハーブ系・・・・・・・クラリセージ/ヒソップ/ミント
樹木系・・・・・・・・・シダーウッド
柑橘系・・・・・・・・・ベルガモット/メリッサ
樹脂系・・・・・・・・・ベンゾイン
エキゾチック系・・・イランイラン/サンダルウッド

<疲れを癒し、元気になれる香り>
フローラル系・・・・ゼラニュウム/ローズ
ハーブ系・・・・・・・バジル/ローズマリー
樹木系・・・・・・・・・サイプレス/ローズウッド
柑橘系・・・・・・・・・グレープフルーツ/レモングラス
樹脂系・・・・・・・・・フランキンセンス

<殺菌・消臭効果のある香り>
フローラル系・・・・ゼラニュウム/ローズ/ラベンダー
ハーブ系・・・・・・・クラリセージ
樹木系・・・・・・・・・ジュニパー/ティートリー/ローズウッド/
           ユーカリ
柑橘系・・・・・・・・・シトロネラ/レモングラス


<キャリアオイルについて>(精油を希釈するもの)
植物から抽出されたものを用います。
・スィートアーモンドオイル
       淡黄色でわずかに粘性があり、非常にオイリー。
        ビタミンD・Eやミネラルを多く含む。
・アプリコットカーネル
       淡黄色でさらさらとした感触
       ビタミン、ミネラルを豊富に含んむ、浸透性の良いオイル
・グレープシード
       淡黄色から黄色のわずかに匂いのあるオイル
       酸化しやすいリノール酸が主成分ですが、
       ビタミンEを多く含むので日持ちします。
・ホホバ
       無色から淡黄色の液状ワックスです。
       化学構造が人の皮膚の油性分泌物と似ているので、
       浸透性が良い。
・アボガド
       淡黄色から暗緑色でわずかに匂いがある
       体内では合成されない必須脂肪酸やビタミン類を
       豊富に含む。
・ローズヒップ
       黄色いオイル。
       リノール酸とリノレン酸を多く含む。
       他のオイルに10%ほど混ぜて使用します。

他にも何10種類とありますが、いちばん問題なく使えるオイルとして、
ここではホホバオイルを全てのレシピのベースにしています。
        
      
       
 
注 : ワンコの様子を見ながら行ってくださいね。
    「アロマテラピー」は治療を目的とするものではありません。